第2回コラム「トヨタ博物館に行って―」

※今回は部長のコラムの予定とお伝えしましたが、部長多忙のため今回も代打です。ご了承ください。

皆さんこんにちは。桜の花が舞う季節になって参りましたね!!

私はソーラーカー部で設計や製造の統括を担当してます。よろしくお願いします!

先日(1月半ばですが…)、トヨタ博物館へ行って参りました。

以前に3回ほど行ったことがあるのですが、今回は以前と違う視点で臨んだのでかなり違う雰囲気を味わうことができました。

というのも、以前は免許も持っておらず、運転の経験も無かった上に、当時はあまり車に興味を持っていなかったからです。

きっと、今は車が好きな方も私と同じような時期があったと思います。

前置きはここまでにして、先に進みましょう。

私が今回4回目の来館で感じたこと。

今回は、内装はどうなっているのか、今の車と昔の車でどのような点が変わっているのか、歴史をどのように受け継いでいるのか、など色々感じたことをざっくり話していきたいと思います。

いきなりですが、各メーカーが特徴的な部分を持っているのはご存知でしょうか。

いらすとや」より

まずはエンジンです。エンジンにはさまざまなモノがあり、

日産→RBエンジン、SRエンジン 代表車種→スカイラインシルビア

マツダ→ロータリーエンジン 代表車種→RX-7ロードスター

RE雨宮 RX-7 (フォト蔵より)

ホンダ→VTECエンジン 代表車種→シビック、インテグラ

スバル→ボクサーエンジン 代表車種→インプレッサ、WRX

等があります。(間違ってたらすみません)

しかし、現代ではメーカー同士の合併や提携が進んでいるため、スバルがトヨタにボクサーエンジンを提供するといった事例もあります。
例えば、トヨタ86にはスバルのボクサーエンジンが搭載されているため、トヨタ86とスバルBRZは兄弟車と呼ばれることもあります。

次に内装についてです。

車の黎明期とも言える19世紀終盤~20世紀初頭当時はエンジンの性能を満足に仕上げることが難しかったため、馬力の小さい車両が多くありました。

pixabayより

ただ、その代わりとして、車重が軽かったため比率的には丁度良かったのです。

難点を一つ上げるとするならば、ボディ剛性が低いため、交通事故の際にドライバーは重傷を負いやすかったことです。

しかし、現在はロボットで組み立てる時代となり、ボディ剛性やエンジン出力の向上をさせることが可能となり、交通事故を起こしたとしても、軽傷で済むような車体に仕上げることが出来たのです。

そして、これからは技術の発展で自動車社会では自動運転が増えていくと思います。

事故の起こらない世の中になってくれることを期待したいですね。

次に歴史は受け継がれているのかということですが、先ほど言いました通りエンジンの種類は今も変わらずに作り続けています。

しかし、ハイブリッドシステムを搭載することが最近は多くなってきました。

エンブレムやグリルの形もほとんどのメーカーが変更することはありませんでした。

今言えるのはこのくらいだと思います。

最後に私自身が思ったことなのですが、最近は若者の車好きが少ないと世の中報道されたりしています。

しかし、そうではなくて単純に高いからみんな買えないだけなのです。

今ではGT-Rは1000万超えて当たり前ですが、一昔前は半額の500万から600万で売っていたわけです。中古で売っていたとしても、34GT-Rが200万の時代でした。

私もそんな時代に生まれたかったですね。

こうやって嘆いていても、時の流れには逆らえないのでここらへんで切らせていただきます。それではまたどこかで会いましょう。ご熟読いただきありがとうございました。

次回もお楽しみに。


トヨタ博物館
住所 〒480-1131 愛知県愛知県長久手市横道41-100
開館時間 9:30~17:00
月曜日及び年末年始は休館
入館料(詳細はホームページへ)
大人  1,200円(団体1,000円)

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AUTソーラー編集部

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